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金昌宏にとって、アパレルは憧れの仕事です。現在も、彼はアパレルの何たるかについて勉強しています。彼の父親が服屋を経営しており、彼は毎日のように服を買いに来るお客さんを見ていたそうです。そんな父親の背中を見て、彼は服を売る側ではなく、作る側に回りたいと考えました。

人生において、不要なものは何一つとして存在しない。金昌宏はそう考えます。人生は一方通行ではなく、同時に人の生き方も一つではない。つまり、思考する自我と、思考を止めている自我。この両方を両立することが、彼の人生の到達点だそうです。アパレルの世界は、自己の精神性を見つめ直す上で、とても貴重な経験を与えてくれている。彼はそう言います。

アパレル業界で働くようになったとき、金昌宏は少々の不安を覚えたそうです。多くの会社が、既存のイメージにこだわっていて、なにも進歩しようとしなかったからです。自分達だけ良ければ、それで良いのか?彼はそう感じたそうです。現在も、彼は自問自答を重ねています。そして、彼は人生を切り開くカードとして、アパレル業界での経験を生かそうと考えました。

人生は流動的であり、常に波乱に満ちています。にもかかわらず、多くの人は一辺倒のことしか考えず、アパレル業界も、多くの人が着用しそうな服ばかり量産している。彼は、この現状を何とかしたいと考えています。しかし、高級な服を買うのはお金持ちばかりです。貧乏な方もハイブランドの服に身を包んでほしいと、金昌宏は考えます。そもそも、彼は芸術の分野からデザインに関わったのであり、デザイン性の高い服作りを目指しているそうです。

金昌宏は、アパレル業界のこれからを考えています。確かに、アパレルは服を売ることで成り立っています。しかし、その本筋は、もっと別のところにあるのではないのか。彼は、そう考えています。彼は学生の頃、学生運動に関わっており、硬直した体制に反感を持っていました。現在も新進気鋭のデザイナーとして名を博してはいますが、その将来には不安も残ります。彼は、どういった仕事をするかよりも、どうなりたいかを考えています。

人には、それぞれの事情があります。彼にとっては、それが服との出会いであり、留学経験を生かした結果でもありました。男気とか、そういったものとは無縁の世界で過ごしてきたかれは、ユーザーから伝わる熱気にほだされて、現在も仕事を続けています。彼はこれから先も、一所懸命に、ハイブランドのデザインを続けるそうです。

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