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UTエイムは、1995年にメーカー向けの構内作業業務の請負会社として創業しました。同社は、製造・開発・検査の人材派遣・請負業務に特化したUTグループの一員ですが、2007年にエイペックスとホールディング会社を設立するまでは、グループの親会社として事業を拡大してきました。現在もグループの旗艦企業として様々な取り組みをしています。また、2004年に製造業アウトソーシング協会に加盟し、2007年には日本エンジニアリングアウトソーシング協会の設立発起会社に名を連ねるなど、業界内での連携にも取り組んでおり、自社だけでなく業界の健全な育成に取り組んでいます。
UTエイムは、2001年に専門性の高い半導体分野に特化した請負を全国で行うことを決め、エリア補完のための企業吸収や、2007年には専門学校と提携して学生の段階からエンジニアの育成を図る取り組みもしてきました。これらの取り組みは実を結び2010年には、この分野でNo・1の実績をあげるまで成長します。2011年からは、「製造分野で日本一の請負会社を目指す」というコンセプトの元、半導体以外の分野へも進出を図り、自動車・住宅・エネルギーなどの分野の案件が全体の過半数を占めるまでになりました。
UTエイムがこういった実績を上げることができるのには、いくつかの理由があります。一つは、全国に32ある拠点から迅速に人を派遣することができる機動力の高さです。もう一つは、高い品質のサービスを提供するために構築されたしくみと運用です。そして、高いモチベーションとスキルを持つ人材の提供です。
同社は、円安傾向で製造業の日本国内への回帰も進んでいるなか、日本メーカーの高い技術力の下支えになる請負企業として更なるスキルとビジネスの拡大を目指しています。

UTエイムが実績をあげる理由の一つに、高い品質のサービスの提供があげられました。具体的には、規律・革新・連携のキーワードを掲げ、すべてを確実に運用することで受注元の信頼と期待を得ています。
規律とは、主にコンプライアンスを守る体制構築にあります。特に、高い技術を持つメーカーの製造現場には、他企業が欲しがるノウハウがたくさんあります。複数企業の請負をする請負会社を介して他企業にノウハウが漏れては、受注元の信頼を得ることができません。そこで、UTエイムは、360項目にわたる請負適性化項目を設け、定期的な自主点検を行っています。また、コンプライアンス委員会の設置や、階層別のコンプライアンス教育とともに、1つの構内請負現場に4つの部署でサポートを行うことで、漏れのない規律を実現しています。
革新とは、ものづくりの改善活動をさします。特に、メーカーの製造現場では、TAT(ターンアラウンドタイム)の改善はそのままコストの削減につながります。そこで、生産性の改善やムダを省くために、構内請負現場に全体を管理するFC(ファクトリー)マネージャーを設置し、各工程を管理する工程管理者と連携を図りながらそれぞれの工程の調整を行いTATの改善を実現しています。また、工程管理者は品質管理も行っているため、TATの改善による品質の低下が起こらないようにチェックをしています。
連携とは、受注元会社との連携になります。UTエイムと受注元会社の双方が参加する小委員会を設け、生産改善だけでなく人材育成方針も含めた話し合いを持ち中長期的な連携を図ります。また、小委員会の総意を集約した請負協議会も開催し、全体的な生産性強化についても話し合います。
生産現場に置ける請負比率80%、1工場への派遣人数平均が業界平均の3倍以上という実績からも、これらの取り組みが実を結んでいることが分かります。

UTエイムが実績をあげるもう一つの理由に、高いモチベーションとスキルを持つ人材を派遣できる点が上げられます。
同社は、働く人材から高いモチベーションを引き出すために、労働環境の安定が必要と考えています。そのため、正社員として社員登用をすることを基本として人材確保を行っています。正社員の登用は、会社にとってもメリットがあり、半導体などの専門的なスキルが必要な現場向けの人材に長期的な育成を図ることができます。
新入社員は、現場の教育係からの指導を受けながら作業を進めていくことができます。特に最初は、スピードよりも正確性を重視する、比較的簡単な作業からはじめるといった、本人のスキルに合った作業方法を指導してもらえるので、きちんとスキルアップを図ることができます。
こういった取り組みは、社員の定着率にも反映されており、同社の月間の社員の定着率は96%を実現しています。
UTエイムは、業界初のサービスモデルとして、インハウスソリューションの請負も行っています。インハウスソリューションとは、工場の生産部門を請負側ですべて運用することで、工場は生産管理・品質保証・資材といった部門だけにすることができます。また、従来から工場に勤務していたスタッフもUTエイムの社員として登用できるため、雇用に関するトラブルも回避することができます。こういったことを可能にできるのも、秘匿性も含めた高い品質のサービスと、安定雇用による高い社員定着率が背景にあるためです。

UTエイム株式会社
http://www.ut-aim.co.jp/

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