記事の詳細

松岡哲也はこの春大学を卒業し、新社会人となったばかりの22歳です。大阪の大学へ通っていましたが、実家へ戻りたいと考え地元にある音楽楽器を取り扱う会社へと就職しています。音楽が大好きで高校時代から地元の仲間たちとバンドを組んで活動していました。

大学生になってもそれは変わらず、新しくバンド仲間を集めてインディーズとしてCDを出したりライブ活動を行うなど、精力的に活動していたほどでした。一時は当時のバンドのメンバーたちと本格的にメジャーデビューを目指そうと考えていたこともありましたが、メンバー同士の意見の食い違いなどもありグループが解散となってしまったためその夢は消えてしまいました。

松岡哲也が地元で就職をしようと決めた理由の一つは、高校生の頃に一緒にバンドを組んでいた仲間が今も地元でバンド活動をしており、松岡哲也にまた一緒にやろうと声を掛けてくれたからでした。しかし、そのグループの仲間たちも皆まだ学生であったり就職やフリーターとしてアルバイトをしていたりとバンド活動だけをしている人は一人もいませんでした。

バンド活動をしていてもすぐにメジャーデビューできるわけではありませんし、日々の生活費は稼がなくてはいけません。そこで松岡哲也が考えた就職先が音楽楽器を取り扱う会社だったのです。

音楽楽器といってもピアノやギターといったよく目にするものからあまり目にすることが少ない民族楽器、オーケストラで使用されるような高価な弦楽器や小学生が音楽の授業で使うリコーダーなど様々なものがあります。松岡哲也は会社に入ったばかりの新人ですから、どの楽器を担当するかはまだ決まっておらず、まずはどのような楽器があるか、どういった特徴があるかを自分できちんと理解する必要があります。

バンドではボーカルとギターを担当していて、自身でも電子ギターを何本も持っていてギターのことについてなら自信があるので、できれば会社でもギターの担当がしたいと考えています。しかし人気の楽器なだけに新人にいきなりギターの担当を任せるということは今まで一度もなかった、と会社の先輩から聞いてしまいました。
それでも負けず嫌いの彼はその話を聞いて、絶対ギターの担当になってやると意気込んでいるようです。

まだまだ慣れない仕事をこなしながらのバンド活動というのは時にはつらいこともたくさんあります。それでも自分の思いを歌にのせて誰かに届けることが出来たら、そしていつかその曲を自分が売ったギターで誰かが演奏してくれたらと、彼の新しい夢は今また始まっています。

関連記事

おすすめ記事

登録されている記事はございません。

ページ上部へ戻る